今回は愛媛県伊予郡砥部町にある TOBE オーベルジュで素晴らしい夕食・朝食を体験したのでその内容を共有します。特にメインは今まで食べた肉料理の中で1番美味しかったので、是非味わって欲しいです。
瀬戸内海の海の幸や自家菜園の無農薬野菜など、旬の地元素材の力を最大限に生かしているそうです。驚きだったのがバターを一切使わない。おかげで滋味が感じられるしコースが終わった後も胃がもたれないのが良かったです。
※オーベルジュは「宿泊施設を備えたレストラン」のことで、フランス発祥の料理が主役の滞在スタイル。
夕食
夕食の時間になるとレストランへ。

サービスプレートには黄色いかわいい花。

レストランからは広大な池と噴水が見えて良い眺めです。
ソムリエもいらっしゃるので、相談しながらワインも頼めます。まずは白。酸味が程よくスッキリめ。
ソムリエの方は自腹でもワインの試飲に出かけるほどのワイン好き。こだわりのある方なので、会話も楽しいです。

出汁の泡を纏ったイカ(ヤリイカだったと思う)でスタート。

じゃこの最中?ゆずが散りばめられていてさっぱり。

ウニのリゾットに海苔を添えて。相性が抜群!

自家農園の焼き野菜と地魚。野菜はどれも味が濃くて唸りました。

愛媛の地酒ももちろんあります。私は “一刀両断” という日本酒をいただきました。名前の通りキレのある辛口でした。魚に合います。

こちらは鰻。蒲焼以外の調理法で初めて食べたのですが、パリッとした皮と中の柔らかさが際立っていて面白いです。

たしかタイだったと思います。こちらも美味しかったですが、オーナーさんがこだわって発注しているという皿の綺麗さにも見惚れました。

最後は赤。

このお肉が本当に美味しかったです。たしか、2分焼いて3分冷ますのを10回ほど繰り返すとおっしゃっていたと思います。感動的な旨味と柔らかさでした。

最後はデザート。

お茶請けのマカロンと地元の紅茶をいただいて締め。
バターを一切使わないからか、コースを終えたのにお腹が苦しくならなかったです。一方で、それぞれにこだわりのある皿だったので満足でした。
夜食
部屋に帰るとお夜食。こちらで二人前です。

いなり寿司と茗荷のお寿司でさっぱり。コースが重たくなかったからか、ペロリといただけました。
流石にお腹いっぱいでフルーツはお風呂の後にしましたが、どれもフレッシュで美味しかったです。
朝食
朝食は夕食と同じレストランへ。

愛媛なので美味しいオレンジジュース。そして、自家製野菜のサラダ。

カボチャのポタージュとパンもいただきました。スタッフの方の実家がパン屋さんらしく、そこから焼きたてのものを持ち込んでいるそうです。どうりで美味しいわけだ。

メインは焼き野菜、肉料理と卵料理。肉は力強く脂も乗っていましたが、野菜と食べるとちょうど良い。

最後にデザート。愛媛ならではの柑橘のゼリーと淹れたてコーヒーで一服。朝から大満足でした。
まとめ
オーベルジュというだけあって、料理・素材・器へのこだわりが素晴らしく大変満足でした。
自分の食レポ能力が全く追いついていないのが残念ですが、是非写真から素晴らしさを感じていただければなと。愛媛の松山空港から30分ほどで行けるので、是非一度泊まって味わってみてください。