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「目的地に快適に移動したい」ミニマリスト旅には ZIPAIR (ジップエア)

zipair でバンコク行きへのチェックイン 旅行

今年のゴールデンウィークに初めて日本の格安航空会社 (LCC) の ZIPAIR で海外渡航しました。格安航空会社って安いけど座席やサービスが悪いという先入観があったのですが、良い意味で期待を裏切られました!

今までよりリーズナブルな価格で快適に移動したい方は是非最後までご覧ください。

私は仕事の都合で海外渡航が多く、JALのようなフルサービスの航空会社のビジネス・エコノミークラスで2-3ヶ月に1回は出張をしてきました。上級会員 (JGC) として優先レーン・ラウンジなども体験してきたので、そういった視点からの比較が皆様の役に立つことを願っています。

zipair でバンコク行きへのチェックイン

ZIPAIR のコンセプト/サービスはミニマリスト的な雰囲気

ZIPAIR は New Basic Airline というコンセプトのもと、「お客さまにとってちょうどいい納得感のあるサービス」、「お客さまが自分らしく楽しめる気持ちよさ」の提供を目指されれているそうです。

JAL/ANA さんのようなリッチなサービスも良いですし、格安航空会社のように安さに全振りするのも良いですが、ZIPAIRのように自分にとって過不足ないサービスを選択できるのはミニマリストの方々と相性が良いと思います。実際私は快適でした。

必要不可欠なものに絞った機内は快適

機内は快適な移動のために必要不可欠なものだけが揃っているので、とても快適でした。もし必要であれば追加購入して、自分にとって過不足ない状態まで調整可能です。

座席は十分な間隔で快適

座席で一番大事なのはシートピッチ (前の席との間隔) だと思っています。なぜなら、これが狭いと圧迫感が強く、数時間のフライトは辛いからです。。ZIPAIR では JAL などの国内線と同じ 79cm にしているようで、十分な空間があると感じました。

ZIPAIR公式ページより画像参照

ZIPAIR のスタンダード座席。十分な間隔と荷物置きがあります。

座席には映画用のディスプレイはありませんが、スマホやタブレットを立てかけるホルダー(一番上)があるので、特に困りませんでした。見たいわけでもない映画で暇つぶしするよりも、事前に見たいものをダウンロードして視聴したい派なので、逆に良かったです。

食事用のテーブルや小物入れも搭載されており、よく使うものを手元に置いておけます。

なお、今回はスタンダードクラスに登場したのですが、フルフラットという寝れる座席もあります。しかも!他社のビジネスクラスよりも全然安いのです。今度の旅行でチャレンジしたときには改めて紹介させてください。

ZIP Full-Flat 座席の様子

ZIPAIR公式ページより画像参照

食事やドリンクを省けて移動も楽

みなさんは機内の食事は好きですか?私は不要だと思っています。なぜなら、お腹が空いていないタイミングでも食べなければならず、食器の片付けまでは机を出し続けないといけないので、トイレやストレッチに行きずらいからです (エコノミークラスの場合)。

また、無料のアルコールやアイスをつい食べてしまい、日頃の筋トレが台無しにもなります。 旅行先で素敵なお酒やデザートはガンガン楽しみたいですが、何となくそこそこのものを食べて太るのは避けたいところです。

もちろん、食べたい場合には事前注文や機内Wifiからも注文可能です。

このように機内サービスを避けることで、ストレッチもしやすく無駄に太ることもないので、「食事するかを選べる」のはメリットが大きいと思います。

不要なアメニティが無いのが良い

一般的な国際線では、クッション・ブランケット・ヘッドセットが提供されますが、これがまた邪魔なんです (エコノミークラスの場合) 😅

そもそも荷物を置くスペースがないのに更にスペースが圧迫されますし、昔よりもタブレットやイヤホンなど持ち込みも多いので、小物入れがごちゃついてストレスになります。

ZIPAIRの場合には事前購入した人たちにだけ配布されるので、私は余分なものを持たずにスッキリと過ごすことができました。

機内 Wifi は無料だけど、使うかは人次第

ZIPAIRでは機内 Wifi が無償で使えます。メッセージやSNSが使えるようなのですが、多くの人が利用しているためか、接続はスローだったようです。

空の上で地上と同じ接続スピードは期待できないので、個人的にはイライラしながらネットするよりも、ダウンロードした映画や書籍を楽しんだ方がハッピーかなと思っています。

料金はリーズナブル

料金は基本的に JAL/ANA などの FSC (フルサービスキャリア) よりも割安です。なぜなら、自分に必要なサービスのみに支払いますし、燃油サーチャージの追加費用がないためです。

例えば同じ日付で成田・ハワイをエコノミークラスで往復すると以下のようになります。

  • ZIPAIR: 81,673 円
  • JAL: 130,010円 (うち 61,610円は燃油サーチャージ)

もちろん、荷物を預けたり、食事を追加すると ZIPAIR の価格も高くなりますが、スタート地点が 5万円程度違うのは十分ありがたいです😀

上級会員なら搭乗までは JAL/ANA の方が快適

搭乗までの体験は、お手持ちのステータスや登場クラス (ビジネス/エコノミー/ファースト) によって変わります。もし JALやANAの上級会員ではなく、エコノミーに乗るならば体験は同じだと感じました。

チェックイン

JALの上級会員である JGC (JAL Global Clud) の場合には優先チェックイン用のデスクがあるので、チェックインや荷物を預けるための時間が短縮できます。また、手荷物検査場にも特別なレーンがあるため、通常より早めに移動できます。

一方で、そういった会員でなければ、並んで待つ時間は ZIPAIR と同じくらいになります。

ラウンジ

JAL JGC向けのような無料の高級ラウンジは ZIPAIR には存在しません。ただ、成田空港にはレストランや広めのカフェスペースも新設されてきているので、そこでも十分快適ではあります。

ラウンジもチェックインの早さはもちろん嬉しいので、コストと体験のバランスで意見の分かれるポイントだと思います。

まとめ

この記事では、ミニマリスト的な視点から ZIPAIR の良いところを紹介してきました。

自分にとって過不足ないサービス・快適なサービスに調整できる良い航空会社ですし、他のLCCよりも座席やサービスの質は高いです。一度お試しいただいて航空会社の選択肢を増やしてみるのはいかがでしょうか?

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