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楽天証券からSBI証券へ米国株移管すると外貨建評価損益が見えなくなる

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ネット記事やTwitterを眺めていると、楽天証券の条件変更(改悪とも言われる)に伴い、他の証券会社にメイン口座を変える方が増えているようです。別記事で解説した為替手数料の関係もあり、私もSBIをメイン口座に変更しました。

「これまで買った米国株もSBI証券でまとめて管理したい」と思ったところに、SBIの米国株式移管入庫手数料まるっとおまかせプログラム!を見つけて移管したら外貨建て評価損益が見えなくなるという痛い目に遭いました。。利益確定時にドルで受け取りたいこともあるので、評価損益が見えないのは辛いです。同じような体験をする人を減らしたいので、この記事でシェアします。

結論

米国ドル建評価損益を見続けたいなら米国株移管は中止した方が良い

米国株移管前に少し立ち止まりましょう

移管したら外貨建て評価損益が見えなくなった

楽天証券にある米国株は、日本国内の証券会社へ移管することができます。シンプルな手続きで無事移管できたのですが、SBI証券で保有証券を見るとドル建ての評価損益が見えません。

移管した米ドル建て評価損益が見えない
米ドル建て資産の一部

SBIさんはQ&Aで紹介しており、私の事前確認不足の結果です。なお、Q&Aに記載の「買付単価等の編集」を試したものの、ドル建て評価損益は – 表示のままでした。ヘルプデスクからは仕様との回答がありましたが、改善してもらいたいものです。

SBI証券よくあるQ&Aより引用

特定預り残高において、取得単価(円貨)は引き継がれます。
しかし、特定預り残高の取得単価(外貨)や一般預り残高については、取得単価は引き継がれません。その場合、ポートフォリオの参考単価欄は「-(ハイフン)」と表示いたします。
各外国株式サイト>入出庫明細画面は、買付単価等の編集が可能ですので、お客様ご自身でご登録・編集いただけます。

連携しているツールにも影響あり

当然と言えば当然ですが、MoneyForwardでも評価損益が見えません。

移管した米ドル建て資産の評価損益はMoneyForwardでも見えない

まとめ

私は長期でコツコツと積み立てつつ、評価益が一定値 (20%値上がりなど)を超えた時にドルで利確することもあるので、ドルでの評価損益が見えないのは困りました。

様々なネット記事やブログでも紹介されている通り楽天証券からSBI証券への米国株移管は「できます」が、もしあなたがドル建て評価損益を見たい場合には「やらない方が良い」と思います。

私の場合、SBI証券に移管した米国株は利確できるものは利確して、改めてポジションを立て直したいと思います。面倒ですが、やってしまったものは仕方がないので。

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