「今日は一味違うホテルに泊まりたい」
そう思ったとき、名古屋マリオットアソシアホテルは、まさにその選択肢になり得る存在です。
名古屋駅直結の抜群の立地にありながら、足を踏み入れた瞬間に感じるのは、静かでゆったりとした非日常の空気感。
朝食では名古屋めしから和定食まで上質なブッフェが楽しめ、
日中はリゾートのような開放感あふれるプールで癒され、
夜は大人のバー「エストマーレ」で、地元素材を使ったカクテルを味わう――
そんな贅沢な時間がここには流れています。
宿泊費は決して安くありませんが、ふるさと納税クーポンを使えば、少し現実的な選択にも。
この記事では、実際に宿泊して感じた「良かった点」と「気になった点」の両方を正直にお伝えします。
名古屋マリオットアソシアホテルの基本情報
ホテルの基本スペックと運営ブランド
名古屋マリオットアソシアホテルは、JR東海ホテルズが運営する、マリオットグループ加盟のプレミアムホテル。
マリオットBonvoyの対象施設で、ポイント宿泊や上級会員特典も利用可能です。
フロントは15階にあり、20〜49階には客室が広がっています。
そのほか、レストランやフィットネスクラブ、バー、宴会場などの施設が15〜18階および51〜52階などに分散しており、都市型ホテルとは思えないほど充実した設備が揃っています。
チェックイン・料金目安
- チェックイン:15:00〜
- チェックアウト:〜12:00
名古屋マリオットアソシアホテルの宿泊料金は、2025年4月現在で以下のような価格帯です:
- スタンダードルーム(朝食なし):28,000円〜
- スタンダードルーム(朝食付き):32,600円〜
- コンシェルジュフロア(朝食付き):61,000円〜
🛎️ 客室や館内施設、料金の目安をより詳しく知りたい方は、以下予約サイトで確認できます。
実際に泊まって感じた、名古屋マリオットアソシアホテルの魅力【プール・朝食・バー・アクセス】
名古屋マリオットアソシアホテルにはこれまで何度か宿泊していますが、来るたびに「やっぱりこのホテルにしてよかった」と思わせてくれる体験があります。
今回は、特に印象に残っている6つの魅力を、実際の体験ベースでご紹介します。
駅直結でストレスフリーな移動
新幹線を降りて、名古屋駅直結の専用エレベーターで15階のフロントへ。
荷物を抱えた状態でも段差がなく、雨の日でも傘いらずなのがありがたいポイントです。
そしてエレベーターを降りてすぐ、上品な素材感と重厚な佇まいを感じるエントランスが現れます。

「さあ、ここからホテル時間が始まるな」と自然に気持ちが整っていくのを感じます。
ロビーに一歩足を踏み入れた瞬間、非日常が始まる
ロビーに入った瞬間にまず感じるのは、広さと静さ。
磨かれた床面には照明の光がやわらかく映り、椅子や植物の配置もゆったりとしていて、空間全体が上質な雰囲気に包まれています。

何度訪れても、このロビーに足を踏み入れると「今日は一味違うホテルに来たな」と自然と感じさせてくれるのが、このホテルの魅力のひとつです。
そして、客室フロアへと続くエレベーターホールもまた印象的。

天井の高い廊下に控えめな装飾が施され、照明の灯りが穏やかに広がるその空間は、
非日常のスイッチをそっと押してくれるような特別感があります。
高層階のプールでリゾート気分|サウナやジムも充実
宿泊のたびに楽しみにしているのが、18階にあるフィットネス&リラクゼーション施設。
高層階に位置するプールは、まるでリゾートのような雰囲気で、日常を一瞬で忘れさせてくれる空間です。

まずはプールでしっかり泳いで体をほぐした後、プールサイドのデッキチェアで読書をするのが、ここでの私の定番の過ごし方。
過ごし方は人それぞれですが、時間に追われず、自分のペースでリラックスできる空間がここにはあります。
もちろんプールだけでなく、フィットネスジムも本格的です。

ここに揃っているマシンやダンベルを使えば、胸・背中・足・腕までしっかり鍛えることができる構成で、旅行中でも妥協なくトレーニングしたい方にも十分対応しています。
そのほか、ドライサウナやジャグジーも完備されており、運動後やリラックスタイムに立ち寄るのもおすすめ。
水着やゴーグル、キャップのレンタルもあるので、手ぶらでもふらっと訪れることができます。
なお、フィットネス施設の利用は、レギュラーフロア宿泊者は3,300円(税込)、コンシェルジュフロア宿泊者は無料となっています。詳細は公式サイトをご確認ください。
マリオットの朝食は『パーゴラ』で|上質ブッフェを楽しむ
朝食は、15階のオールデイダイニング「パーゴラ」でいただきました。
太陽の光がたっぷり差し込む開放感のある空間で、朝の時間を気持ちよく過ごせます。
ブッフェには、洋食・和食ともに見た目の彩りも美しく、どれを取ろうか迷ってしまうほど。

それに加えて、なごやめしコーナーには「きしめん」や「味噌カツ」などご当地グルメも!
ヘルシーな和定食スタイルも充実していて、焼き魚や煮物、小鉢など、栄養を気にする方にも嬉しいラインナップです。

この日はエッグベネディクトをいただきましたが、やわらかい卵と濃厚なソースの組み合わせが絶妙で、朝からちょっとしたご褒美気分でした。
朝食は大人4,800円、小学生3,000円、幼児(4歳〜就学前)2,000円(税込)。その他詳細は公式サイトをご覧ください。
メインバー「エストマーレ」で、旅の余韻に浸る一杯
15階にあるメインバー「エストマーレ」の前に立つと、その重厚なドアに少し圧倒されます。
でも勇気を出して中に入れば、上質な空間で大人の時間を過ごすことができます。

クラシカルな英国調のインテリアに、磨かれた木のバーカウンター。
ずらりと並ぶボトルを眺めながら、静かな時間がゆっくりと流れていきます。

この日は、シグネチャーカクテル「Wonder “N”」を注文。
マリオットジャパン カクテルコンペティション 2023で最優秀賞に選ばれた一杯で、三河本みりんと味噌パウダー、紫芋のリキュールを使った名古屋らしいカクテルです。

ベースには、鹿児島のクラフトジン「AKAYANE」が使われていて、偶然にも、以前シェラトン鹿児島のバーで出会った銘柄でした。→ シェラトン鹿児島のバー体験はこちら
旅を重ねる中で、味や土地が思いがけず繋がる――そんな瞬間がたまらなく好きです。
マティーニのようなスタンダードカクテルも良いですが、今後ホテルバーを訪れたときには「シグネチャーカクテルはありますか?」と聞いてみてください。
その一杯が、旅の記憶を少し豊かにしてくれるかもしれません。
なお、エストマーレは全席喫煙可能なオーセンティックバーなので、タバコが苦手な方はお気をつけて。
スカイラウンジ「ジーニス」で、夜景とカクテルに酔いしれる
名古屋マリオットアソシアホテルの最上階・52階にある「スカイラウンジ ジーニス」は、夜景とともにゆったりとした時間を楽しめるラウンジです。
全席禁煙で、落ち着いた空間づくりが徹底されており、特にデートや大切な人との静かな時間にぴったり。
この日いただいたのは、赤いシグネチャーカクテル「ふじうらら」。

ウイスキー「富士」をベースに、オレンジリキュールや柑橘の香りをまとわせた華やかな一杯です。
ウイスキーが得意ではない人にもウイスキーを楽しんでもらおうという、バーテンダーの心遣いを感じるカクテルでした。
窓際のテーブル席やエントランス付近から望むのは、名古屋の街を見渡す圧巻の夜景。

遠くまで広がる光の海が、非日常のひとときをさらに特別なものにしてくれます。
タイミングが合えば、ピアノの生演奏や歌声も店内に響き、五感すべてで余韻を楽しめる贅沢な空間です。
名古屋マリオットアソシアホテルの宿泊前に知っておきたい注意点
高温サウナが苦手な人にはややハードかも
フィットネスエリアに併設されたドライサウナは清潔で使いやすく、リラクゼーションにぴったりの空間。
ただ、温度が95度以上とかなり高め。
私の場合、呼吸したときに鼻が少し熱く感じるほどで、高温サウナが苦手な方には少しハードに感じるかもしれません。
一方で、しっかり汗をかきたい方や熱さを求める方には、むしろ嬉しいポイントかもしれません。
好みが分かれるところですが、事前に温度の目安を知っておけると安心です。
「整う」椅子はなし。でも代替の休憩スペースあり
サウナと水風呂の設備は整っていますが、「整う」ための専用チェアや外気浴スペースは設けられていません。
私は浴槽の縁に腰掛けて、静かに休憩していました。
プールサイドにもデッキチェアがありますが、距離があり、水着を再着用する必要があるため、あまり現実的ではない印象です。
ただ、サウナを終えてお風呂を上がったあとに立ち寄るリラクゼーションルームの心地よさは格別。
やわらかな照明と静かな空気に包まれて、リクライニングチェアに身を預けていると、気づけばうとうとしてしまうほどの快適さです。
デラックスツイン宿泊レビュー|広さ・快適性・仕事環境まで徹底解説
名古屋マリオットアソシアホテルには、20〜42階に位置するレギュラーフロアと、49階まであるコンシェルジュフロアがあります。
今回はそのうち、レギュラーフロアのデラックスツインに宿泊しました。
すっきりとした高級感のある部屋
38㎡の広さがあり、入り口から奥まで視界が抜けるつくりは、想像以上にゆとりがあります。
照明はやや落ち着きめで、全体的にトーンを抑えたインテリアも相まって、静かにくつろげる空間でした。

シモンズ製のベッドはやや硬めで、体をしっかり支えてくれる寝心地。

パジャマは上下一体型タイプで、動きやすさもありながら清潔感もありました。
広くて清潔、水回りの使いやすさも上々
バスルームはシャワーブースと洗面スペースがしっかり分かれており、左右に分けて撮影したくなるほど広々としたレイアウト。

バスタブも足をしっかり伸ばせるサイズ感で、旅の疲れを癒すには十分すぎるほどです。

アメニティはスキンケアセット(クレンジングオイル・洗顔料・化粧水・乳液)に加え、歯ブラシ、綿棒、シャワーキャップなど必要なものが一通り揃っています。

ドライヤーはパナソニック製のベーシックモデルでしたが、しっかりと風量があり、髪もよく乾きました。
バスローブも用意されており、ふわっとした質感でリッチな気分に浸れます。
仕事も快適、デスクまわりの機能性
壁際には大きめのテレビが設置されており、その両側に化粧台と仕事用のデスクが配置されています。

実際にPC作業も少し行いましたが、デスクの広さと椅子の座り心地がよく、集中しやすい環境でした。
飲み物まわりも充実していて、ペットボトルの水が2本、ティーバッグのお茶、そしてカプセル式のネスプレッソが用意されています。

嬉しいのは、ネスプレッソの中にデカフェが含まれていたこと。
カフェインが気になる人や、夜にも安心して飲みたい方にとっては、ちょっとした優しさを感じるポイントでした。
名古屋マリオットアソシアホテルにお得に泊まる方法
名古屋マリオットアソシアホテルは高級ホテルゆえに、どうしても宿泊費が高くなりがち。
ですが、ふるさと納税の仕組みを活用することで、実質的に宿泊費の一部を補助することが可能です。
今回は「楽天トラベルのふるさと納税クーポン」を使って、お得に宿泊しました。
楽天トラベルのふるさと納税クーポンを活用
楽天ふるさと納税では、一部の自治体への寄付を通じて、
楽天トラベルで使える「ふるさと納税クーポン」(寄付額の30%相当)を返礼品として受け取ることができます。
たとえば、5万円の寄付で1万5千円分の宿泊クーポンをもらうことができ、
対象のホテルであれば、そのクーポンを使って実質的な宿泊費を抑えることができます。
納税枠を活用できる人にとっては、税控除と旅の満足感を同時に得られる賢い選択肢といえるかもしれません。
※このクーポンを使って実際に宿泊してみて感じた「良かった点と注意点」は、以下の記事で体験ベースでまとめています。
ふるさと納税の枠を活用してお得に泊まりたい方は、下記リンクから詳細をご確認いただけます。
→ 名古屋マリオットアソシアホテルの宿泊に使える|楽天トラベルのふるさと納税(寄付先:愛知県名古屋市)はこちら
まとめ|「また泊まりたい」と思わせる理由
今回の滞在であらためて感じたのは、名古屋マリオットアソシアホテルは、何度訪れても満足感の高いホテルだということ。
客室の落ち着きあるしつらえ、丁寧なサービス、そしてアクセスの良さ。
どれも水準が高く、「今日は一味違うホテルに来たな」と自然に思わせてくれる力があります。
- 入った瞬間からの高級感と非日常感
- プールやフィットネスでリゾートのような癒し体験
- 地元素材を活かしたカクテルを楽しめる、大人のバー「エストマーレ」
- 名古屋めしから健康な和食まで楽しめる、上質なホテルブッフェ「パーゴラ」
宿泊費は決して安くありませんが、ふるさと納税クーポンを活用すれば、ぐっと現実的な選択肢にもなります。
特別な日や、大切な人とのご褒美ステイに、きっと後悔のない滞在ができるはずです。
🧳 「今日は一味違うホテルに泊まりたい」そんな日に、ぜひ候補に入れてみてください。
▼ 名古屋マリオットアソシアホテルの空室状況・宿泊料金はこちら
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